今回はダニエル・カーネマン著書「ファスト&スロー」を紹介します。
この本は、上下巻でかなりボリュームのある内容になっていますが、面白すぎてあっという間に読んでしまいます。
まあ色々な書籍に引用されて出てくるんですよ「ファスト&スロー」めっちゃくちゃ有名ですよね。
僕がもっている文庫の帯には『東大でいちばん読まれた本』ってキャッチコピーが刷られてます。
人間の錯覚について解説されてる本だろ?って思って読みはじめました。
はじめは難しい本で、眠たくなるのかなと思っていたんですが、ぼくの好きな形式の「問いかけ→実際の話→解説」ですごく読みやすいです。
一番ニヤニヤしたとこは、ピーク・エンドの法則を解説している章。
この本の中では、嫌なことを実験で検証例として使われていましたが、確かこれ楽しいことも当てはまるんだよなーっと思って読んでいました。
ピーク・エンドの法則については、西野亮廣のエンタメ研究所で西野さんが話されてたのを思い出して、なるほどなーって再認識しました。
人間の錯覚についてだけではなく他にも面白い内容満載のこの本、日常のあらゆること、自分の行動、意思決定が少し変わるかもしれない。
翻訳本のこの本は2012年発行ですが、2020年でもまだまだ腐らない普遍的な内容なのがいいですよね。
- 自分の錯覚がいかに起こるか知りたい
- 心理学・行動経済学を知りたい
- 直感がどのように生まれるか知りたい
「ファスト&スロー」読んだことなければ、まずは上巻だけでも読み始めてほしいです。
ファスロ&スロー 書籍紹介
私たちは日々どのように意思決定を行なっているのだろうか?カーネマンによると、直感的で感情に根ざす「速い思考」と合理的で努力を要する「遅い思考」の相互作用だという。二つの思考の特徴を分析し、人がいかに錯覚に陥りやすく不合理な決定を行なうかを浮彫りにする。プライベートやビジネス、政治における、よりよい決断への道筋を示し、あなたの人間観、世界観を一変させる21世紀の新たな古典
直感的なシステム1と熟考型のシステム2がとにかく面白い
人間の脳は、直感的なシステム1と熟考型のシステム2で構成されているとたとえられるとこから始まります。
頭のなかで、システム1とシステム2がどのように働き、どのような意思決定がされているか実例をあげて読みすすめることができます。
速い思考だけど、騙されやすいシステム1、遅い思考でなまけもののシステム2をまずは楽しんでほしい。
さまざまな錯覚・ハロー効果・後知恵・リスクポリシーなど盛りだくさん
この本とは関係ないけど、大阪都構想が反対多数で5年前に続いてまた否決されちゃいました。
否決されたあと、いろんな著名人が結果についてわかったかのように解説するんですよね。
結果が出てから知ってたかのように語るひとが増えるのは心理学で説明できちゃう(後知恵)。
あと、人間はいかに変わることを嫌うかも心理学で説明できるので、大阪都構想がどんなに難しいかもわかる(リスクポリシー)。
とにかくこの本を読んでるか読んでないかで、いろんなことの見え方が変わります。
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まとめ:ファスト&スロー ~ 自分の頭の中が解剖されちゃう本
今回はダニエル・カーネマン著書「ファスト&スロー」を紹介しました。
この本は、上下巻でかなりボリュームのある内容になっていますが、面白すぎてあっという間に読んでしまいます。
「ファスト&スロー」ってタイトルも絶妙だなーと読み終えたあとは思いました。
ふろむだ著書の『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』でこの本が引用されてるのが最後のひと押しになって読み始めました。
引用されているってことは面白い本なんですよ。
色んな本にでてくるこの「ファスト&スロー」ぜひ読んでみてください。
人間の錯覚についてだけではなく他にも面白い内容満載のこの本、日常のあらゆること、自分の行動、意思決定が少し変わるかもしれない。
翻訳本のこの本は2012年発行ですが、2020年でもまだまだ腐らない普遍的な内容なのがいいですよね。
ITエンジニアとしてのあなたの行動に、よりよい決断への道筋を示す助けになります。
- 自分の錯覚がいかに起こるか知りたい
- 心理学・行動経済学を知りたい
- 直感がどのように生まれるか知りたい
では、この辺でおわります。
ユウキでした。