こんにちは!たわし系エンジニアのユウキといいます。
僕は17年以上プログラミングで飯食っているITエンジニアです。
フランスはパリ発祥のエンジニア養成機関「42Tokyo」を知ってますか?
42(フォーティー・ツー)は非営利団体の運営する、エンジニア養成機関です。
「挑戦したいすべての人に質の高い教育を」を理念にシリコンバレーをはじめ、世界各国でエンジニア教育をおこなっています。
- プログラミング経験不問(未経験でも大丈夫)
- 経歴不問(学歴・国籍・職歴関係なし)
- 所属不問(会社・学校に所属しながらOK)
- 16歳以上の方
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STEP142Tokyoの入学までの流れ公式サイトで会員登録
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STEP2オンラインテスト募集期毎に1回だけ受験可能(論理ゲーム2時間、記憶ゲーム4分)
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STEP3Piscine(ピシン)に参加4週間続く実習試験
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STEP4入学料・授業料は完全無料Piscine終了後、合格であれば入学
オンラインテストの答えを探してるあなた!
オンラインテストは「論理ゲームと記憶ゲーム」のため答えはありません!
ちなみに論理ゲームはUSの42にお試しサイトがあります。(http://ftzzle.42.us.org/index.html)
説明なくいきなり始まるので、パックマンって昔のゲームをイメージしとくといいですよ!
非営利団体のエンジニア養成機関『42Tokyo』
プログラミングスクールじゃなくて、エンジニア養成機関って公式サイトでは表現されてますね。
めっちゃカッコいいやん。
42とは
東京に上陸した42(「フォーティー・ツー」と読む)は、フランスを拠点に、2020年現在、世界で12ヵ国でスクールを展開している。
世界の例では、全くのプログラミング初心者が、GAFA(Google、Apple、FaceBook、Amazon)に入社したケースも既にある。
創業者は、フランスの実業家、ザヴィエ・ニール氏。
私財はなんと6000億円以上とか。
5つのゼロ
授業料は一切かからないのが一番の特徴です。
しかも、海外にある42では学生寮もあり、それも無料で使えるとか。
42はこの5つがゼロといえます。
- 授業料(無料)
- 学生寮費(無料 ※Tokyoは学生寮はなし)
- 教師(先生いません。あなたが生徒。ときには先生に。)
- クラス(クラス分けなし)
- 学位(学歴不問)
教えてくれる先生はいなくて、生徒同士で教え合うスタイル(ピアラーニング)で課題に取り組みプログラミングを勉強します。
マズローの欲求5段階をうまく満たしてくれる。
教えるのって勉強にもなりますもんね!
卒業後にもろもろ搾取される?
安心してください。
どこかのゼロなんちゃらスクールと違って、卒業後に無理やり金銭を搾取されることはないです。
無理やりブラック企業に入社させられ、人生そのものを搾取されることもないです。
なぜなら、42は利益目的がない、非営利の社団法人として運営されるから。
とはいえ、生徒が恩返しの意味で、数年後に42へ寄付したりするかもしれません。
このスクールに恩を感じたら、僕ならなにかしらするかな。
出世払いの自由価格ってやつでしょうか。
日本での運営はDMM
42は日本では、42TokyoとしてDMMが運営資金を50億寄付することで2020年4月に開校しました。
DMMの亀山敬司氏が、社会貢献の意味を込めて東京に立ち上げました。
「卒業生からなにか見返りがあるかもしれない」
と考えてはいるようで、そういう意味では長期投資の意味も込めているみたい。
でもとりあえずは、だれでも平等にチャンスをという思いが込められてそうです。
家庭環境や学歴に関係なく、誰にでもチャンスを与える無料プログラム学校42。東京への誘致を進めて、やっと開校できました。多くの人にトライしてほしいので、拡散お願いしまーす! https://t.co/TZ7iAh0AxL
— DMM会長 亀山敬司 (@kameyama66) November 13, 2019
42Tokyoはどうやって入学するのか
画像:42公式ツイッターより
オンライン論理テストとPiscine(ピシン)
現在3000人弱の候補生が狭き合格枠を競って入学試験中のようです。
- オンラインで論理テスト受講
- Piscine(ピシン)(4週間の入学試験)
- 入学後、1~2年のカリキュラム
学生、フリーランス、アラフォーのみなさん、2020/2現在、42Tokyo公式サイトから応募できるようです!
初心者・学歴不問・16歳以上なら、だれでもオンラインテストは受けることができます。
もちろん、プログラミング知識は一切いらないテストになっている。
オンラインテストは2時間ほど使うので、そのつもりで準備しましょう。
次に、入学試験は「Piscine(ピシン)」と呼ばれ、朝から晩まで1日中、約1ヶ月間のブートキャンプ方式です。
ここからが本気の試験ですね。
「Piscine(ピシン)」ってフランス語でスイミングプールという意味らしい。
合格点レベルは想像できないくらいかなり高いのではないでしょうか。
入学後はプログラミングの基礎といえる「C言語」をまずは学習します。
ついていけずに、入学できても脱落する人ももちろんいる。
それでも2年間頑張っての卒業後は、就職なり、起業なり、GAFAに入ったり!?
【#42Tokyo の入学試験である「Piscine(ピシン)」とは】
4週間続く42 Tokyoの入学試験です。
オンラインテストに合格した入学候補者は、42 Tokyoのキャンパスで4週間、全員がキャンパスに集まってPiscineを受験します。・経験不問
・期間は4週間
・最高の学習体験— 42 Tokyo (@42_tokyo) November 13, 2019
現在「42 Tokyo」は4月の一期生を目指して、1000人以上の人が1ヶ月間の試験をがんばってるよ!
【日本上陸】無料なのに、GAFA人材が生まれる秘密 https://t.co/zKd7qatc2c— DMM会長 亀山敬司 (@kameyama66) February 22, 2020
42Tokyoでどんなことが学べるか
学生同士で学び合う
社会では先生に頼る事ができません。
そのため42Tokyoでは、きわめて実践的なカリキュラムに挑みます。
学生同士で教え合う「ピアラーニング」を駆使し、試行錯誤を繰り返すことによって、エンジニアとしてのスタミナと課題解決力を培うことができます。
自分の好きなペースで学ぶ
42Tokyoには授業や決められたコースはありません。
プロジェクト単位で学習が進むので、基礎を終えた後はあなたの好きなジャンルを、授業時間に縛られることなく好きなペースで好きなだけ学ぶことができます。
カリキュラムは多岐にわたるジャンルを網羅しています。
あなたが興味のある世界を、あなたのペースで勉強できる環境を提供してくれます。
あとは、あなた次第です。
まとめ:42Tokyo今後はどうやって運営される?
画像:42公式HPより
DMM亀山敬司氏も模索中
日本では、大手企業や、有名なテック企業など協賛するスポンサー企業がすでに40社以上もある。
実際卒業生が超がつくほど優秀なエンジニアに育っていたら、ぜひ入社してもらいたいですよね。
あとは、卒業生が恩返しの意味で、数年後に寄付したり、起業した会社の株をあげたりするかもしれません。
今後が気になります!
日本人には「寄付文化」より「おかげさま文化」のほうが似合う気がする。スーパーの試食やお歳暮など、貰うと返したくなる気質を、教育でもうまく使えるといいね。
応募殺到の「学費完全無料のエンジニア養成機関」42Tokyo https://t.co/tpzx2TaT45
— DMM会長 亀山敬司 (@kameyama66) December 2, 2019
無料のプログラミングスクール、転職特化のプログラミングスクールをまとめた記事があるのでよかったら合わせて読んでください。
ユウキでした。