こんにちは!たわし系エンジニアのユウキといいます。
僕は17年以上プログラミングで飯食っているITエンジニアです。
プログラミング言語「Ruby」をマスターすれば、副業で月5万円稼げるのか調べてみました。
稼ぎ方のプランは次の3つです。
- 自作サイトを作る
- クラウドソーシングを利用する
- SNSを利用して案件を募る
また、稼ぐために「Ruby」と合わせて習得するべきこと7つも解説。
- 提案力(営業力)
- HTML/CSS/JavaScript
- データベース(SQL)
- クローリング/スクレイピング
- Ruby on Rails(フレームワーク)
- UnicornやNginxとDocker(ミドルウェア)
- Linux(OS)
結論を先にお伝えすると「Ruby」は副業にはあんまり向いてないですね。
プログラミング言語『Ruby』で稼ぐ方法
自作サイトを作る
SVG → PNG
Rubyができるなら、簡単な役に立つサイトを作るのが稼ぐ手段にありますね。
とはいえ、自作サイトでマネタイズできるイメージが正直わかない。
役に立つサイトの例だと、「画像変換サービス」サイトとか役に立つし僕自身ほしい。
- インフラ:Heroku
- 開発言語:Ruby
- フレームワーク:Ruby on Rails
- ライブラリィ:ImageMagick
- データベース:使わない
ImageMagickがHerokuで使えるか調べてみると使えそうなので、作るのは簡単でめっちゃ楽しそう。
ポートフォリオになるし、「少しはできるやつ」って思われるでしょ。
画像といってもたくさんあるから、「SVG→PNG」の変換に特化したものからでもありです。
マネタイズはとりあえずは、アドセンス貼るとかくらいか。
意外と画像変換サイトはたくさんありそうであんまりないから良さそう。
「画像は保存してませーん」とかセキュリティに不安のないような作りにしてあげるとなおよし。
※もちろん、ちゃんと削除してあげようね。
ただ、正直「画像変換サービス」では月5万円はきつい。
クラウドソーシングを利用する

ほぼ、稼ぐ方法はこれがメインになる。
そもそもクラウドソーシングとは、簡単に言えば仕事マッチングサイトです。
たとえば、ランサーズで「Ruby」を検索条件で案件を調べてみた。
検索ヒットは3600件ほどある。

「PHP」と比べると需要はの総数は少ないけど、1つ1つの案件のボリュームが大きいイメージがありますね。

規模が大きい需要が多くて月数万レベルの案件は意外と少ないみたい。
ちらちら目にする案件が、サイトのクロール(スクレイピング)案件ですね。
その中から、比較的簡単そうな2つを見てみよう。

クロール(スクレイピング)案件の例ですね。
クローリング・スクレイピング自体はRubyには有名なライブラリ(Nokogiri)が利用できるのでおすすめ。
慣れてしまえば、クローリング系の案件を横展開で技術を利用できるからいいかもね。
発注者によっては高単価で発注してるので、うまいこと提案しないと受注できないです。
ちなみにこの案件に38件ほど提案が届いてる。

2つ目は、クラウドワークスで調べた機能追加案件の例です。
外部APIを利用して、精査処理を追加する案件か。
簡単な方だけど、予算が低すぎないこれ?
(ぼくなら10万はほしい。)
実績積むつもりで予算オーバーな案件もこなしていく必要がある場合は提案するのはあり。
ある程度実績があるなら、あんまり自分を安売りしないように。
需要は少な目のなか、副業レベルの案件もなんとかあるけど、提案時に自作サイトがあればポートフォリオ代わりになってアピールできるよね。
また案件検索時に「Ruby」「Rails」「Ruby on Rails」でヒットする案件が違うから、うまいこと検索しよう。
こんな感じで、クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス)を利用して案件を1つでも受注できれば、それだけで月5~10万円いける。
ランサーズだと、自分のプロフィールを登録しておくと案件依頼が届くこともあるので、それを利用するのもあり。
ただ、プログラミグ系で案件依頼の期待は薄いので、自分から提案する方がメインになりそうかな。
ランサーズや、クラウドワークスの使い方はこちらの記事で紹介しています。

SNSを利用して案件を募る
ツイッターとかで、案件募集中ってしてるアカウントたまにあるよね。
分かりやすい例だと、イラストレーターとかは案件募集アカウントをうまく利用してる。
どうしてもターゲットが個人になるけど、イラスト作成をサイト構築に置き換えて真似してみよう。
お金のやり取りは手数料は取られるが、安心できる方法(ココナラとか)を利用するのをおすすめする。
入金してもらうのがシステム作るよりなによりも一番むずかしいからね。
でも正直「Ruby」だと依頼主が個人の需要は少ないでしょうね。
プログラミング言語『Ruby』で月5万円稼ぐために習得しておくこと7つ

提案力(営業力)
クラウドソーシング上で他のアカウントの提案内容をみることができるので、文書の書き方とか真似からはじめるといいです。
実績が一番の権威性があるので、はじめは予算オーバーの案件でも手をだして実績を積み上げることを考えよう。
クラウドソーシングサービスには、ランサーズや、クラウドワークスが有名でおすすめです。
クラウドソーシングの簡単な使い方はこちらの記事で紹介しています。

HTML/CSS/JavaScript

HTML/CSS/JavaScriptは必須スキルです。
この知識がないなら、学習すること。
少なくともググれば対処できるレベルのスキルは身に着けるようにしよう。
インターネット上の学習サイト、Progateとドットインストールを利用して学習しましょう。
HTML/CSS/JavaScriptの学習方法を知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

データベース(SQL)

データベース(SQL)は場合によって必要な知識です。
例えばMySQLやPostgresだったり、データベース自体の知識も必要になることもあります。
SQLの基礎はぜひ学習しておきましょう。
少なくともググれば対処できるレベルのスキルは身に着けるようにしよう。
インターネット上の学習サイト、Progateとドットインストールを利用して学習できます。
SQLの基礎の学習方法を知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

クローリング/スクレイピング

Rubyで調べると意外とクローリング案件が目についたので、「クローリング」でランサーズの案件を調べてみた。

250件ほど案件がでてくる。
Rubyは有名なライブラリ(Nokogiri)を利用できるのでクローリング・スクレイピング技術を身に着けるのはあり。
僕も某サイトの画像とタグ情報を取得してデータ化するシステムを作った経験があり、意外と簡単にできたのを覚えてる。
- クローリングは、あるWEBサイトからHTMLやJSON情報を取得すること
- スクレイピングは、クローリングした内容をさらに分解・分析し、目的のデータを取得すること
サイトによっては、クローリングと言ったり、スクレイピングといったり、同じ意味で使われることもある。
Ruby on Rails(フレームワーク)

Ruby on Railsの知識は必須です。
インストールから、各種コマンドの理解、簡単なWEBサイト構築まではできるようになりましょう。
1点注意するなら、Ruby on Railsはまだ比較的若い言語&フレームワークのため、バージョンアップが早いです。
2020年5月時点で、Ruby on Railsの安定版はバージョン5です。
でも既にメジャーバージョンアップ版6がリリースされている。
僕はバージョン1,2,5を開発経験済み。
バージョン5は新しくスクラッチで経験したけど、バージョン2のときからだいぶ変わっていて新しく学習することが多かった。
特にフロントで利用するCoffeeScript/SCSSでまずつまずいたね。
(※バージョン6ではCoffeeScriptは廃止される模様)
CoffeeScript/SCSSは直接はRubyと関係ないけど、Ruby on Railsは設定より規約の考えのため使いこなす必要がある。
Railsのコマンド系もバージョン2のときからは刷新されすぎて全部覚えなおした記憶が新しい。
Ruby on Railsについては、バージョン6に対応しているRuby on Railsチュートリアルでの学習(980円の買い切り教材)をおすすめします。
UnicornやNginxとDocker(ミドルウェア)

Ruby on Railsを稼働させるWebサーバーです。
特に、UnicornとNginxはセットで利用するので学習しておきましょう。
少なくともググれば対処できるレベルのスキルは身に着けるようにしよう。
また、UnicornとNginxと同時に利用することが多いDockerについても学習しておくメリットは多いので学習しておきましょう。
※Docker自体はRubyとは直接関係ないけど、ミドルウェアをOS間で簡易にデプロイできるようにする仕組み(箱のイメージ)を実現してるので利用者が多い。
昔のRailsならApache、passenger、Mongrelこの辺が主流だったけど、ミドルウェアもいいものがあればすぐ変わっていくので情報収集は必須ですね。
Dockerについてはこちらの記事も合わせてどうぞ。

Linux(OS)

サーバーで直に作業とかもありえるので、Linuxの基本コマンド知識もあれば案件獲得の幅が広がります。
基礎知識と、ググって調べることのできるスキルは身に着けるようにしよう。
ドットインストールでもUNIXコマンドとして学習できる(UNIXはLinuxとコマンドは互換性があります。)
また、学習用にLinux(リナックス)環境の作り方はこちらのツイートの通りです!
学習用に無料でLinux環境の作り方🔰
✅AWSアカウント登録
✅無料利用枠を使ってEC2構築
✅OSはAmazon Linuxでオケー⚠️クレジットカードの登録がいるよ
🚸キータみてやってみよーhttps://t.co/a4hXpA8XLZ
— ユウキ🐾たわし系エンジニア【初心者相談やってるよ】 (@tawasimusi) September 11, 2020
まとめ:プログラミング言語「Ruby」を覚えて副業で稼ぐ方法

副収入をあと月5万円稼ぐなら「Ruby」はそのレベルの需要があまりないので、おすすめできない。
その代わり、規模が大きめな案件が多くあるので、フリーランスエンジニア向けには程よくいいボリュームになってる。
それでも「Ruby」がいいなら、月5万円を毎月副収入として安定させるためには、Rubyと合わせて習得するべきこと7つ全部をできるだけマスターするべきです。
- 提案力(営業力)
- HTML/CSS/JavaScript
- データベース(SQL)
- クローリング/スクレイピング
- Ruby on Rails(フレームワーク)
- UnicornやNginxとDocker(ミドルウェア)
- Linux(OS)
その上で、SNSで案件募集アカウント作っておく。
自作サイトをポートフォリオ代わりに最低1サイトを構築する。
クラウドソーシング(ランサーズや、クラウドワークス)を利用して、単価10万以下の案件を月1件でも受注&納品できれば「あと5万円稼ぐ」ことができる。
「PHP」の方が副業としての案件は需要が多いのでこちらの記事もあわせて読んでみてください。

ユウキでした。