フリーランス・転職

フリーランスITエンジニアの案件が簡単に決まらない理由【現役エンジニアが解説】

フリーランスITエンジニアになっても簡単に案件・仕事は決まらないです。

プログラミングスキルだけ学習したところで、案件を受注できるわけではないからです。

この記事では

「ITエンジニアがフリーランスで案件を獲得する方法を知りたい」

「会社やめてフリーランスITエンジニアになったけど仕事のとり方がわからない」

ITエンジニア歴17年の僕が、なぜ簡単に案件が決まらないのかを改善点を絡めつつ解説します。

たわしむし
たわしむし
お!今日はなんか難しそうな話やな。
ユウキ
ユウキ
どうも、ユウキです。
難しくはないけど、IT業界に勘違いした期待をもってしまっているあなたの「目を覚ませる」ことができればいいなと思って書きました。
案件が決まらないあなたは、「実務経験」、「営業力」が足らないんです。

案件が決まらないフリーランスITエンジニアの勘違いした期待

案件・仕事が決まらないフリーランスITエンジニアのあなたは以下の勘違いがありませんか?

  • HTML/CSS/JSができたら稼げる
  • ITエンジニアはWeb制作するのが仕事
  • 在宅ワークで楽に稼げる

それぞれコメントしていきます。

HTML/CSS/JSができたら稼げる

「稼げる」を、月50万オーバーとするなら、HTML/CSS/JSができただけで50万稼げるか否かは、否です。

少なくともあと、「Webデザイン力」があれば、LP案件やホームページ案件で半分の30万は稼げるかもしれない。

それでも月30万稼ぎ続けるのはかなり運も必要だし、常にハードワークになります。

ITエンジニアはWeb制作するのが仕事

ITエンジニアはWeb制作するだけが仕事ではありません。

もちろん、お洒落なWeb制作の仕事もありますが、僕の感覚ではWebデザイナーがお洒落なWeb制作の仕事をしているイメージです。

ITエンジニアって大きくまとめすぎで、以下のことを指したりします。

  • ITコンサルタント
  • システムエンジニア
  • ITインフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • スマホアプリエンジニア
  • データベースエンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンドエンジニア
  • フルスタックエンジニア
  • プログラマー

これだけ出しても、それぞれがまた細かく分岐したり、集合体だったりします。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

ITエンジニアは「SIer系」か「Web系」で呼ばれ方が変わるITエンジニアの呼び方について解説しています。 ITコンサルタント・システムエンジニア・プログラマー テスター・保守エンジニア・フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア・インフラエンジニア・フルスタックエンジニア・DevOpsエンジニアなどを解説!...

Web制作の仕事はこの中だと、フロントエンドエンジニアあたりが近いでしょうか。

やっぱりWebデザイナーと呼んだ方がしっくりくるかな。

在宅ワークで楽に稼げる

これを一番いいたいけど、楽なわけないです

ツイッターとかで月80万行きました!ってつぶやいてる人!

それローンチまで何ヶ月かかったん!?

って突っ込みたくなる。

いや100歩譲って、そんな人もいるとしましょう。

でもそんな人はかなり特殊で、真似できない環境にいます。

かなり再現性は低いと僕は考えます

とはいえ、これも言いたい。

楽ではない、つらいときも多いが、楽しいこともまた多い

ユウキ
ユウキ
在宅ワークは否定しません。ITエンジニアのいいところですね。

フリーランスITエンジニアで飯食ってる人の共通点

フリーランスITエンジニアで飯食ってる人の共通点

 

成功している人の2つの共通点
  1. 2年間以上の就職経験があり、ITエンジニアとして実務経験がある
  2. 副業で案件の受注経験があるか、エージェントを利用する等の営業力の重要性を理解している

就職して最低2年は実務経験積んでる

まずは1つ目ですが、フリーランスITエンジニアで成功している人は、就職して実務経験がある人がほどんどです。

その理由は、案件の募集要項にあります。

Java開発の実務経験がある方

Ruby on Rails開発の実務経験がある方

などなど、案件の求人には実務経験があることが条件として書かれてます。

そりゃそうですよね。

未経験のフリーランスに仕事お願いするなんて、ラーメン屋のアルバイトに寿司握ってくれっていってるようなもんでしょ?

さらに、だいたい経験というと最低2年はその業務に就いたことがある方を指すのが一般的です。

てことは、未経験のフリーランスITエンジニアが案件を取得するのは難しいってことになります。

実務経験を2年積むためには、まずは就職しないとだめだね。って結論です。

ちなみに未経験でも就職の口は意外とあるので、未経験の方はサラリーマンITエンジニアを経験してからフリーランスを目指しましょう。

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経験上、営業力の重要性を理解している

次に2つ目ですが、フリーランスITエンジニアで成功している人は、営業力の重要性を理解している人がほどんどです。

就職して2年間ほどの実務経験後にすぐフリーランスになるのもいいけど、まだ大事なことが抜けてます。

それが営業力です。

いくらITエンジニアとしてのスキルが向上しても、それを必要とする人に届ける力がないと宝の持ち腐れになります。

僕の周りでフリーランスとして成功している人達をみてみると、営業力の重要性を理解している人が100%です。

営業力にピンとこないなら、一度副業規模の小さな案件(例えば、比較的簡単なWebサイト制作やLP・ホームページ作成など。)を経験しとくといいですよ。

営業力・コミュニケーション力がいかに必要かが実感できますので。

副業規模の小さな案件は、クラウドソーシングサイトで見つけましょう。

このあたりが有名なサイトで、それぞれはITエンジニア専用サイトではないですが、Web制作など簡単な案件が多々あります。

あなたの営業力がどれだけのもんか試してみてください。

そう簡単には仕事は受注できないですよ。

極論言えば、フリーランスITエンジニアって、自分で営業して、開発して、取り立て(入金)までしないといけないんです。

実際それはかなり難しいし、パワーがいる。

そこで現実的なオススメがエージェントを見つけることです。

あなたに合った案件を斡旋してくれる案件紹介エージェントを利用すれば営業力を鍛える必要はなくなります。

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営業力を鍛えるの嫌じゃないですか?

ITエンジニアになったのに営業もしないとダメなのか。。』って。

人と話したくないから、パソコンと向き合っていたいから、そうゆう理由でITエンジニアになったのにって人多いです。

僕もそうですからね。

でも残念ながら、どんな仕事も営業力、コミュニケーション力が一番大事だったりするんです。

ユウキ
ユウキ
パワー(スキル)だけに頼った変身では、スピード(営業力)が足りず攻撃が当たらないって悟空が言ってたでしょ?
フリーランスITエンジニアで成功するには、スキルも営業力もバランスよく必要なんです。

まとめ:フリーランスITエンジニアの案件が簡単に決まらない理由

まとめ:フリーランスITエンジニアの案件が簡単に決まらない理由
フリーランスでは、案件が急におじゃんになることもあったりし、いきなり収入0になることもありえます。

できるだけアンテナを貼りつつそんな案件を回避できるようなエンドユーザーとの信頼作りは大切です。

とはいえ、回避できない(COVID-19の影響は大きいですよね)ときもあります。

なので、エージェントとできるだけコミュニケーションをとり、情報を手に入れるようにしておきましょう。

また、フリーランスITエンジニアとして経験をしていくと業界で仲間ができます。

この関係はすごい大事なので信頼できる関係を築きましょう。

仕事で困ったときに相談したり、また逆に相談されたりできる仲間はステキだし、心の安定剤にもなるしね。

駆け出しでまだ相談相手がいない場合は、【ココナラ】や、【タイムチケット】を利用して、仕事の相談相手をお金で買うことも可能です。

もしものときの問題解決の方法として1つ準備しておくといいですよ。

メンターで問題解決
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ユウキ
ユウキ
では、この辺でおわります。
ユウキでした。