テレワーク(在宅勤務)が必須な世の中になりましたが、職場へのリモート方法や、ソフトになやんでませんか?
「テレワーク(在宅勤務)をするのにリモートで会社のパソコンへ繋ぐにはどうしたらいい?」
「オススメのリモートソフトや方法を知りたい。」
もともとリモートソフトを導入してる環境で仕事をしていますので、思いつく簡単なものから少し費用のかかるものまで5つほど紹介します。
総務省や厚労省の省庁がテレビでは「テレワーク」で統一してて、僕らエンジニアまわりでは「リモートワーク」の方がなじみありますよね。
環境があれば設定だけで可能
リモートデスクトップ+SSH
・使い方
Windows標準で使用できるリモートデスクトップだけでは少しセキュリティが不安なので、SSHを合わせて利用する使い方。
・用途
僕はこの方法を利用しています。
主に自宅から職場へのリモートに利用を推奨します。
リモートされる職場のパソコンはログオフ状態になるのでリモート中は使えなくなります。
・費用
追加費用必要なし
・安定感
リモートデスクトップは以下のどの接続方法より職場のパソコンを使ってる感があります。
VPN環境がなければこちらがオススメ。
リモートデスクトップ接続自体暗号化されますし、SSH利用でさらに暗号化と接続の入口強化が期待できます。
・設定
Windows10からSSHが標準で利用できるようになったのも後押しされてます。
細かい説明はここでは省略させていただきます。ごめんなさい。
かわりに参考サイトリンクを貼っておきます。
リモートデスクトップを事実上無効の状態でリモートデスクトップ接続をする
リモートデスクトップ+VPN
・使い方
Windows標準で使用できるリモートデスクトップだけでは少しセキュリティが不安なので、VPNを合わせて利用する使い方。
・用途
僕は普段は利用しませんが、外出先で急きょリモートの必要がある場合などに利用してます。
ちなみに画面は小さくなるけど、スマホからもつなげることが可能です。
主に自宅から職場へのリモートに利用を推奨します。
リモートされる職場のパソコンはログオフ状態になるのでリモート中は使えなくなります。
・費用
YAMAHAのRT830やRT810などLT2P/IPsec等の機能があるルーターを利用している職場なら追加費用必要なし
・安定感
リモートデスクトップは以下のどの接続方法より職場のパソコンを使ってる感があります。
VPN環境はルーターによりますが、VPN自体が切れなければ安定感抜群です。
リモートデスクトップ接続自体暗号化されますし、VPN利用でさらに暗号化と接続の入口強化が期待できます。
・設定
ルーターの設定がいるので少し設定のハードルは高めです。
細かい説明はここでは省略させていただきます。ごめんなさい。
かわりに参考サイトリンクを貼っておきます。
※あえて少し古めの記事を貼ってます。最新のルーターなんて使ってないでしょ?
NVR510でVPNを使ってリモートデスクトップで自宅にアクセスする手順
Chromeリモートデスクトップ
・使い方
GoogleのブラウザChromeの隠れ機能、Chromeリモートデスクトップ。
職場のパソコンにChromeをインストール&設定するだけで自宅のパソコンからChromeを使ってリモート操作が可能になります。
・用途
リモートされる職場のパソコンはリモート中のマークが表示され、マウスが勝手に動くのを見れる状態。(ログオフはされない)
自宅から職場へのリモートに利用や、保守業務で客先へのパソコンのリモートサポートなどにも利用できます。
Windowsだけじゃなく、Macはもちろん、スマホ(Andoroid、iOS)からもリモート可能。
・費用
Googleが無償で機能を提供してるのでコストは0です。
・安定感
リモートデスクトップに比べると、少し安定感は劣りますが、お手軽な環境なのは間違いないので我慢できる範囲です。
接続は使用ポートが443なのでHTTPSプロトコルを利用して暗号化されているようです。
接続名とPINは外部に漏れないようにしましょう。
・設定
インターネットができる状態であること、ウイルスソフト等でFireWallを設定している場合は個別設定が必要です。
細かい説明はここでは省略させていただきます。ごめんなさい。
かわりに参考サイトリンクを貼っておきます。
Chrome リモート デスクトップを使って他のパソコンにアクセスする
Chromeリモートデスクトップの使い方。職場のPCを自宅から遠隔操作できる
個人はフリーライセンスで利用可能
Brynhildr(ブリュンヒルデ)
・使い方
リモートデスクトップエンジニア「IchiGeki」さんが提供する無償のリモートツール(2020年2月から法人利用は有償へ)です。
専用のソフトをインストールしているパソコン同士ならリモート操作が可能になります。
・用途
リモートされる職場のパソコンはリモート中のメッセージが表示され、マウスが勝手に動くのを見れる状態。(ログオフはされない)
自宅から職場へのリモートに利用や、保守業務で客先へのパソコンのリモートサポートなどにも利用できます。
Windowsのみ使用可能です。
・費用
個人利用ではフリーライセンスで利用可能です。
法人利用は年間1200円から費用がかかります。(2020年2月現在)
法人でも3ヵ月間はお試し利用していいみたいです。
・安定感
正直、テレワークに使うのはしんどいかな。
個人で利用する分には無償なので、文句はないですが、法人で使うならChromeを使う方がましです。
・設定
専用ソフトのインストールと、クライアント側とサーバー側で各設定が必要です。
細かい説明はここでは省略させていただきます。ごめんなさい。
かわりに参考サイトリンクを貼っておきます。
Brynhildr(ブリュンヒルデ)-リモートデスクトップ(公式)
費用をかけて安定したリモート環境
LAPLINK14(ラップリンク)
・使い方
インターコムが提供するリモートソフト業界No1のLAPLINK(ラップリンク)
専用のソフトをインストールしているパソコン同士ならリモート操作が可能になります。
・用途
リモートされる職場のパソコンはリモート中のマークが表示され、マウスが勝手に動くのを見れる状態。(ログオフはされない)
主に保守業務で客先へのパソコンのリモートサポートなどの利用がオススメ。
もちろん自宅から職場へのリモートに利用も可能です。
Windowsでのみ使用可能です。
・費用
1ライセンスあたり、8000円前後します。
評価版で1ヶ月のお試しが可能です。
・安定感
接続の安定感は有償なだけあって良いです。
ただ、テレワークに使うのはもったいない気もする。
セキュリティ等を考慮する必要があるなら、「暗号化や独自プロトコルで情報漏えいを防止、高セキュリティで安心」を買うと思えば安いかも。
接続の安定感とは別に、ホスト側(接続を受ける方)のFireWallの設定が必要ない点も安定感を僕の中では後押ししてる。
代わりにゲスト側(接続を行う方)のFireWallやポート設定は必要ではある。
・設定
専用ソフトのインストールと、ゲスト側とホスト側で各設定が必要です。
細かい説明はここでは省略させていただきます。ごめんなさい。
かわりに参考サイトリンクを貼っておきます。
まとめ
最後に触れますがCOVID-19の影響で、「テレワーク」、「リモートワーク」が必須な世の中になりました。
ほとんどの大企業はいずれかのソフトや方法を利用、または専用ソフトでも使ってると思います。
1点注意として、企業のポリシーによって紹介したいずれかの接続方法は許可していないことも考えられるので、職場のシステム部等に確認しましょう。
それと、ここ数か月はとりあえずだからとセキュリティにつては大目に見てくれるかと思います(Zoomみたく)。
ですが、そのうち情報漏えいや、不正アクセスなど問題が起こりそうなので早めにセキュリティの高い接続方法に切り替えましょう。
ここで紹介したもののなかだと、
- リモートデスクトップ+SSH
- リモートデスクトップ+VPN
- LAPLINK14(ラップリンク)
がオススメです。
ユウキでした。